市販のウィッグは、誰にでも合うように作られています。
でも、そのままだと:
- 毛量が多すぎる
- 前髪が長すぎる
- 自分の顔に合わない
ということがよくあります。
少し手を加えるだけで、市販ウィッグは「自分専用」に変わります。 ただし、自分でやる範囲と、プロに任せる範囲を分けるのが、失敗しないいちばんのコツです。
自分でやる範囲/プロに任せる範囲
| 内容 | おすすめ |
|---|---|
| 前髪を整える | セルフでOK |
| もみあげの調整 | セルフでOK |
| 全体の毛量調整(すく) | 美容院に持ち込み |
| 長さ・全体のカット | 美容院に持ち込み |
ウィッグは地毛と違って伸びません。 全体に手を入れる作業は失敗が怖いので、前髪・もみあげなど部分的な調整だけをセルフで行い、毛量や全体のカットはプロに任せるのが安心です。
用意するもの(前髪・もみあげのセルフ用)
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| カットバサミ | 前髪の長さ調整 |
| すきバサミ | もみあげを軽くすく |
| コーム | 毛を梳かす |
| ダッカール(クリップ) | ブロッキング |
| ウィッグスタンド | 固定 |
100均でもそろうものばかりです。 ただし、ハサミだけは切れ味のいいものを。
鉄則:少しずつ切る
セルフでやるときの最重要ルールです。
一度に切らない。少しずつ。
ウィッグは伸びないので、切りすぎたら元には戻りません。
「ちょっと物足りないかな」で止めるのが、失敗しないコツです。
セルフOK①:前髪を整える
前髪は印象を大きく左右します。
手順
- 前髪部分をブロッキング
- 少しずつ下ろす
- 目の下のラインから少しずつカット
- 横から見てバランス確認
コツ
- 一直線に切らない
- 少し斜めや、ぱっつんを避ける
- 軽くすいて束感を出す
最初は長めに残して、徐々に短くするのが鉄則です。
セルフOK②:もみあげの調整
もみあげの量を調整すると、自然さが増します。
手順
- もみあげ部分を確認
- 多すぎる場合はすきバサミで軽く
- 長さに変化をつける
詳しくは「もみあげと襟足を自然に見せるテクニック」で紹介しています。
セルフで失敗しない3つのコツ
① 乾いた状態で切る ウィッグは濡らさず、乾いた状態でカット。 濡れると仕上がりの長さが読めません。
② 明るい場所で 照明の下、または自然光で。 切り残しや左右差が見えやすくなります。
③ こまめに確認 切るたびに、かぶって鏡で確認。 机の上だけで判断しない。
全体の毛量・カットは美容院へ
「毛量が多すぎる」「全体を短くしたい」——こうした全体に関わる調整は、セルフだと失敗のリスクが大きいです。
一度すきすぎたり切りすぎたりすると、元に戻せません。無理をせず、ウィッグ持ち込みOKの美容院に頼むのが確実です。
ウィッグ持ち込みOKの美容院
- ウィッグカット対応のサロンがある
- プロに任せれば失敗なし
- 1回3,000〜5,000円程度
詳しくは「ウィッグの持ち込みカットができるサロンの探し方」で紹介しています。
まとめ:範囲を分けて失敗しない
| カスタマイズ | 誰がやる |
|---|---|
| 前髪 | セルフOK |
| もみあげ | セルフOK |
| 毛量すき・全体カット | 美容院に持ち込み |
鉄則:セルフは部分だけ。全体は無理せずプロへ。
「自分だけの1本」を育てる楽しみ
市販ウィッグをそのまま使うのも悪くありません。
でも、少し手を加えるだけで、自分に馴染む1本になります。
前髪を自分の顔に合わせ、もみあげを整える。 そして、全体のカットはプロの力を借りる。
無理のない範囲で手をかけることで、5,000円のウィッグが自分だけの特別な1本に変わります。
これも、ウィッグ生活の奥深い楽しみの1つです。
もみあげ・襟足の調整は「もみあげと襟足を自然に見せるテクニック」、持ち込みカットは「ウィッグの持ち込みカットができるサロンの探し方」で紹介しています。