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ウィッグを洗ったあと、地味に困るのが「乾かし方」です。

「早く乾かしたいけど、ドライヤーで傷めたくない」 「自然乾燥は時間がかかる」 「変なクセがついたら困る」

私も最初の頃、急いでドライヤーの強風で乾かして、ウィッグをチリチリにした経験があります。

今回は、傷めずに、できるだけ早く乾かすコツを紹介します。


大原則:基本は自然乾燥

まず大事なことを。

ウィッグの乾燥は、自然乾燥が基本です。

特に耐熱ファイバーは熱に弱いので、高温のドライヤーは厳禁。

でも、ちょっとした工夫で乾燥時間は短縮できます。


ステップ1:正しいタオルドライ

乾燥時間を左右する最重要工程です。

正しいタオルドライ

  1. ウィッグを乾いたタオルで挟む
  2. 押さえるように水分を吸収
  3. 毛先も丁寧に挟む

やってはいけないこと

  • ゴシゴシこする
  • 絞る
  • ねじる

タオルドライをしっかりやるだけで、乾燥時間が大幅に短縮されます。


ステップ2:水気を切る

タオルドライ後、さらに水気を切ります。

方法

  • ウィッグを軽く振る(数回)
  • 毛先の水滴をタオルで拭く

ここで水気をしっかり取ると、後の乾燥が早くなります。


ステップ3:スタンドにかけて自然乾燥

水気を切ったら、スタンドにかけます。

ポイント

  • 風通しのいい場所
  • 直射日光は避ける
  • 形を整えてから干す

乾燥時間の目安

  • ショート:3〜6時間
  • ロング:6〜12時間

乾燥を早めるコツ

自然乾燥でも、工夫次第で早く乾きます。

① 扇風機・サーキュレーター

  • 風を当てるだけで乾燥が早まる
  • 自然乾燥の半分以下の時間に

② 風通しのいい場所

  • 窓を開けた部屋
  • 浴室乾燥(換気のみ)

③ タオルを敷く

  • スタンドの下にタオル
  • 滴る水分を吸収

扇風機の活用が、最も効果的な時短方法です。


ドライヤーを使う場合

どうしても急ぐ場合、ドライヤーを使うことも。

安全なドライヤー使用法

  1. 必ず冷風または弱温風
  2. 20cm以上離す
  3. 一箇所に当て続けない
  4. 完全に乾かさず、最後は自然乾燥

絶対NG

  • 高温
  • 至近距離
  • 一点集中

ドライヤーは「補助」と考え、メインは自然乾燥にしてください。


素材別の乾かし方

素材によって、適した乾かし方が違います。

素材乾かし方
耐熱ファイバー自然乾燥(冷風OK)
人毛自然乾燥+冷〜低温ドライヤー
ミックス自然乾燥推奨
非耐熱ファイバー自然乾燥のみ(熱厳禁)

乾かすときの形の整え方

乾く過程で、形が決まります。

ポイント

  • 乾く前にスタイルを整える
  • 内巻きにしたいなら、軽くカールをつけて干す
  • ストレートなら、コームで真っすぐに

乾いてから直すより、乾く前に形を作る方が自然に仕上がります。


やってはいけない乾かし方

ウィッグを傷める乾かし方です。

NG結果
高温ドライヤーチリチリに
直射日光で干す色あせ
濡れたまま放置カビ・ニオイ
濡れたままブラッシング毛が抜ける
絞る・ねじる型崩れ

特に濡れたままのブラッシングは、毛が抜ける大きな原因です。


乾燥中のブラッシング

乾燥中にブラッシングする場合の注意点。

タイミング

  • 完全に濡れた状態ではしない
  • 半乾きになってから優しく
  • 毛先から少しずつ

濡れているときのウィッグはデリケート。 焦らず、乾いてから整えるのが基本です。


季節別の乾燥事情

季節によって乾燥のしやすさが変わります。

  • 乾きやすい
  • ただし高温多湿の日は風通しを意識

  • 乾きにくい
  • 暖房の風を活用(高温は避ける)
  • 浴室乾燥(換気)も有効

梅雨

  • 最も乾きにくい
  • 除湿機・エアコンの除湿が効果的
  • 扇風機併用は必須

まとめ:傷めず早く乾かすコツ

ステップポイント
タオルドライ押さえて吸収
水気を切る軽く振る
自然乾燥スタンド+風通し
時短扇風機を活用
ドライヤー冷風・弱風のみ

「乾かし方」で寿命が変わる

ウィッグの寿命を左右するのは、洗い方だけではありません。

乾かし方も、同じくらい大事です。

正しく乾かせば、ウィッグはふんわり仕上がり、長持ちします。 雑に乾かせば、チリつき・色あせの原因に。

焦って高温で乾かすより、扇風機を当てて待つ。

たったこれだけの違いで、お気に入りのウィッグが何ヶ月も長く使えます。

ウィッグ生活では、「待つ」ことも大切なケアの1つです。


洗い方については「専用シャンプー vs 市販シャンプー」で紹介しています。